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2008年11月27日
秋の寒霞渓を歩きつつ。2008
冬のような寒さになってきましたが、まさにこの時期、紅葉を楽しむにはぴったりの頃合いとなりました。香川県にはいくつか紅葉の名所がありますが、中でも有名な場所の一つ、小豆島の寒霞渓に行ってきました。山歩きをしながら紅葉を楽しむ。「日本人でよかった~」と思える時間ですな。
寒霞渓(かんかけい)は日本三大奇形(奇勝)の一つ。
あとの二つは栃木県の妙義山、大分県の耶馬渓で、いずれも奇岩・奇峰の景勝地。
紅葉の時期は特に美しいそうです。
実は私が訪れた日の前日に、同じく寒霞渓へ行った方がいて、
なんと高松から出港する小豆島行きのフェリーは2便待ち、寒霞渓のロープウェイは2時間待ちだったとか!
小豆島観光の繁忙期と言ってよいでしょうね~。
しかも今年の寒霞渓は近年まれに見る美しい紅葉を楽しめるとの噂。
そりゃぁ、混みあうのも分かる気がします。
私は連休の最終日に登ることにしていて、中日の夕方のフェリーで小豆島入り。
その日は友人宅に泊めてもらう事にしました。
小豆島に到着して、まずは夕食。
最近おしゃれカフェなんかも増えてきた島ですが、
日曜の夜だからか、残念ながら閉まっている場所ばかり。
というわけで、友人お勧めの地元の方が行く大衆食堂へお邪魔することにしました。
こちらが訪れた大衆食堂、大阪屋さん。
暖簾の雰囲気と言い、店内の手書きのお品書きの数々と言い、これぞまさに大衆食堂!
私、実はこういう場所大好きです♪
ここで一杯、、、と行きたいところですが、
翌日の山歩きに備えてお酒は控えることに。
にも関わらず、最初はおつまみのような品から。
右:亀の手。左:ちびっこワタリガニのから揚げ。
亀の手は以前にも頂いたことがありますが、見た目が若干ぐろい。
でも、本物の亀の手ではなく、フジツボの仲間だそうです。
塩味がきいていて、なかなかいけます。
カニはもう、言うことなし!うまい!
← そして圧巻はこちらの穴子丼!!
丼からはみ出んばかり、、、っちゅうかはみ出てるこの大きさ!
揚げたてふわふわの穴子の身に、ふんわり優しい味のとろとろ卵がかかっています。
なんかすごく懐かしい、日本人なら好きな味!うまいっ!
右の写真、カーソルを合わせるとふたが開きますよ~。
さらに驚きなのが、このボリュームにしてお値段たったの800円也。
ええんですか?これ、ほんまにええんですか?
こんなお店が近くにあったら、しょっちゅう通ってしまうやろうな~。
いや~、本当に庶民の味方の大衆食堂!
一般旅行客だと、ちょっと見つけにくく且つ入りづらいかもしれませんが、これは試す価値ありです!
なんか他にも新鮮なお魚を使った料理が色々あって、メニュー全制覇がなかなか難しい店です。笑
小豆島にお立ち寄りの際には是非どうぞ。
田舎食堂『大阪屋』
香川県小豆島町坂手港761-4425
tel : 0879-82-2219
さて、翌日はいよいよ山歩き!ですが、この日は朝からあいにくの小雨。
まぁでも、ちょっとの雨くらいなら、大して問題ないってことで出発!
労金主催の歩こう会(?)みたいなのに参加してみたので、9時に寒霞渓の頂上集合です。
混雑する人ごみをさけるということで、
頂上からまずロープウェイで下へ降り、
そこから歩いてまた頂上まで登るという、ちょっと変わったコース。
まぁでも、このロープウェイは確かに乗ってみてよかったです。
右の写真、ロープウェイの中からの写真ですが、
美しい紅葉をしっかり満喫できます。
下りの進行方向にはふもとの町並みや港までの景色も望めます。
あっという間に降りてしまいますが、
上から眺める寒霞渓の木々は本当に素敵でした。
ロープウェイの下の乗り場のすぐ横から、上へと登る遊歩道がありました。
寒霞渓にはいくつかの登山道や遊歩道がありますが、今回のコースは恐らく初級者向けの表十二景。
小豆島の子供たちは遠足なんかでよく登るそうです。
本当に、一番良い時期に訪れることができたと思います。
途中さーっと風が吹いた時にモミジの葉がハラハラと舞い落ちる場面があったり、
野生のニホンザルが遊んでいる場面に出くわしたり、
ロープウェイだけでは見ることのできない、
日本の秋ならではの光景を見ることができました。
また、寒霞渓には様々な変った岩などがあって、それぞれ名前がついています。
そんな奇岩を見るのも、なかなかおつなもの。
遊歩道はしっかり整備されているので、4,50分くらいで登ることができます。
せっかく紅葉を眺めるなら、こうして片道だけでも歩いてみるのがお勧めです。
今回は小雨の降る中を歩きましたが、ちょうど頂上に着いた頃に本格的に雨が降り始めたので、ラッキーだったなと思います。
快晴の日だと、さらに素晴らしい景色だったかもしれませんが、
まぁ、雨でちょっと潤った草木や岩も美しいです。
今度は、別のルートを登ったり、新緑の季節に同じコースを歩いてみたいです。
投稿者 Keikon : 2008年11月27日 11:56
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