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2006年10月13日

丸亀城を歩きつつ。

marugame-castle.JPG近くにありすぎて、普段気にかけることもないけど、たまにふらっと足を運ぶと結構いい場所。そんな所ってありません?そう、今回紹介する丸亀城は、Keikonにとってそういう場所なんです。昔はマラソン大会や声だしなんかでよく使ってましたが、ココ最近は花見時期くらい?しか足を運ばない。でも、たまに行くと案外楽しめます。





丸亀城国指定文化財なんだそうです。
慶長2年(1597)、当時讃岐国を治めていた生駒親正が、東西に長い讃岐を治めるには、高松城だけでは不十分ということで建設に着工。
5年の歳月をかけて完成させたそうです。

その後紆余曲折を経て、寛永17年(1640)讃岐は松平氏と山崎氏によって分割統治される形になりました。
そして西讃岐に入封されたのが山崎家治
その頃にはほとんど廃城となっていた丸亀城を修築して使う事になり、その工事の完成には実に32年を要したと言われています。
しかし、山崎氏は結局3代で途絶え、その後を継いだのが京極氏
そして京極氏に治世のうちに、時代は明治を迎えることになります。

marugamecastle-ishigaki1.JPGさて、丸亀城内に入り、まずは天守閣を目指してみましょう。
上まで行くには、“見返り坂”という結構急勾配の坂を上がらなければなりません。
が、その途中で是非石垣の美しさを堪能して下さいね。
石垣の高さでは日本一なんだそうです。
左の写真、マウスカーソルを合わせたら、別の角度からの写真を見ることができます。





この美しい丸亀城の石垣の工事に関しては、悲しい伝説が残っています。
非常に難しいとされたこの石垣工事に携わったのが、当時、名工と言われた石工・羽板重三郎でした。
親正は、その出来ばえに感動し、『これでは、空飛ぶ鳥以外にこの城壁を乗り越えるものはあるまい。』と大満足。
しかし、重三郎は『私に尺余りの鉄棒を下されば、容易に登ることができます。』と言い、城壁をすいすいと登ってしまいます。
その結果、重三郎が万一敵に通じてしまっては大変だ!ということで、結局親正は重三郎を殺させてしまうのです。
ちなみに、重三郎が殺された井戸が、こちらも丸亀城内に残されている、二の丸井戸と言われています。


天守閣の写真は、一番最初に載せているやつですね~。
うん、まぁ、石垣と比べると非常に小さくて、やや寂しく感じます。
しかし、日本に現存するたった12の木造天守閣のうちの一つであり、三層三階で建物の高さは約15mあります。
天守閣の中を見学する事もできます。
ちなみに天守閣の入場料は大人200円、子供100円。
30名以上の団体なら、2割引だそうです。


marugamecastle-steps1.JPG marugamecastle-steps2.JPG marugamecastle-inside.JPG marugamecastle-gunhole.JPG





まぁ、ちょっとした資料館みたいになっているのですが、何が驚きかって階段の勾配。
上の写真の左端、これ、分かりますかね?
上から撮ったのですが、そのままズドドドドーーーっと落ちそうな感じじゃないですか!
横からの写真を見れば一目瞭然。
…これ、傾斜角50度くらいありません??
上り下りには気をつけましょう。。。


天守閣に入るには入場料がいりますが、丸亀場内、他はもちろん無料開放されています。
意外とオススメなのが、天守閣が建つこの場所からの景色。
丸亀市内はもちろん、瀬戸内海の方まで一望できます。


marugamecastle-view1.JPG



霞がかかっていなければ、本州の方まで見渡す事ができます。
中でもベストタイムなのが、夕暮れ時。
瀬戸内海の向こうに日が沈んでいく様子は、ちょっと感傷的になれるほど美しいです。


uchiwakobo-take.JPG見返り坂を下ったところにあるのが、こちらのうちわ工房竹です。
丸亀の特産品として有名なのが、やはりうちわ。
本来、うちわ協会?みたいなのがあって、ちゃんとうちわの規格って決められているそうです。
でも、ここに置かれているのは、規格など気にせず、独自の発想で造られたもの。
ミニうちわのしおりなんかもありました。



uchiwa1.JPG uchiwa2.JPG uchiwa3.JPG uchiwa4.JPG






おもしろいのは、ここでうちわ作りの過程を見ることができるんです!
今回はうちわの骨組み部分を作る工程。
『写真を撮っても良いですか?』と尋ねたら、『顔はやめてね!』って言われちゃいました。笑

なんとも簡単そうにさばいていかれるのですが、実際に出来るようになるには、やはりそれなりの年季が必要とのこと。
中でも、上の写真2番目の竹全体を割く為に力を入れる部分が、非常にコツがいって難しいんだそうです。
一番簡単そうに見えたんですけどね~。

今回はあんまり時間がなくて、ちょっと見学しただけでしたが、うちわ作り体験もできるみたいですよ!


丸亀城をはじめ、丸亀市の色々な観光スポットを見たいなら、このサイトがオススメです。

丸亀市のホームページ・観光情報

【観光スポット】にある“丸亀城”、および【歴史・文化財】の項目にある“国指定文化財”のところで、丸亀城についての様々な情報や写真を見ることができます。

場所については、コチラを参考にどうぞ。

城マニアでなくても、結構楽しめる丸亀城。
気が向いたら足を運んでみるのも良いのではないでしょうか。

投稿者 Keikon : 2006年10月13日 14:35

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コメント

うんうん、丸亀城からみる夕焼けきれいだよねー。2ヶ月くらいまえにのぼったよー。よかった(*^_^*)

で?
keikon は丸亀観光協会かなんかのまわしもの?(笑)

投稿者 あっこりん : 2006年10月15日 02:02

げげ!!
ばれんようにと思いよったのに、なんで分かってしもたん???
まずいなぁ、会長に叱られるが。。。

…って、なんでやねん!!

あー、いや、丸亀観光協会なんてのがあるんかどうか知りませんが、
あれば是非、Keikonを使ってやって下さい。爆

投稿者 Keikon : 2006年10月15日 09:12

んー、ひとりノリつっこみありがとう(笑)

たぶん会社いきよったころにきいたことあるけん

丸亀市観光協会とかなんとかよくにた名前のとこはあるはず(^-^)
もっとアピッときやぁ。募集のご案内くるかもよ(* ̄ε ̄*)

ところでkeikon土日はレッスンないん?
monチャンに紅葉狩りにつれてって(*・ω・*)っておねだりしてるん。

投稿者 あっこりん : 2006年10月17日 22:16

だって、1人でやらな、だれもぼけてくれんし、つっこんでもくれん。。泣

うちは基本的には土日は休みね~。
振替なんかでやることはあるけど。
…なぜ???

投稿者 Keikon : 2006年10月18日 19:24

いやぁ。つれてけとおねだりしたあたしが勝手にけいこちんを誘おうとしています(笑)

よかったら一緒に紅葉みにいかなーい(*´∀`)ノ゚

投稿者 あっこりんりん♪ : 2006年10月18日 19:34

なるへそ!

行こう、行こう!
今週末はちょっとダメやけど、次とかは大丈夫やったと思うわ。
紅葉終わらないうちに。笑

投稿者 Keikon : 2006年10月19日 14:55

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